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2012年11月9日金曜日

@ アットマーク をオランダ語で何と言う?

@マークをオランダ語の俗称でなんというでしょうか?
 
apestaartje   または apenstaartje という。アペスターチェ

意味は 猿の尻尾  (クリックするとイメージ画像にとぶ)
尻尾がピョーンとのびている感じにみえるのね。

ミッフィー博物館
オランダ語ではナインチェ
おもしろいのが各国のいいまわし。
日本語では 「なると」だそう。 そういうかなー? 聞いたことないなー
オランダ語のアペスターチェは メールを使う人ならまあ知ってるはず。

参考)ウィキ単価

以下は雑学としてどうぞ。
知らずに使ってる?@(アットマーク)の本当の意味。
  • アットマークの起源
  • 現在使われているアットマークの意味とは
  • アットマークの様々な用法
便利なオランダ語雑学
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2012年11月8日木曜日

大学でたら語学ってできるんですか?

さて、いよいよどんな授業がおこなわれていたのかベールがあかされる、ジャジャーン!まずは初めの1ヵ月目から2ヶ月目くらいの授業。

****************************
生徒の半分以上は初めてオランダ語に接するレベル。生徒の多くが大学で勉強中の人々・・・ということで先生は気をきかしたつもりか、ある週の授業はこんな感じだった。

二等辺三角形、正三角形、ひし形、五角形、台形、ルート記号、三角関数、回帰分析、クロス分析、母集団、分母、y軸、・・・・

数学、幾何学、統計の用語を これでもかと 列挙しだした。

その上、分数、コンマが混じったり、6桁、7桁の桁数の計算問題までも・・・・・・・・

パニクッタ。日本語でもわからーん!

皆、けなげに必死でついていこうとして、メモしたり、あーでもない、こーでもないと計算していたんだけど、誰もが頭がこんがりだして、顔が苦痛でゆがんでいる。

ブラウンカフェ

先生はしらっと、
「あら? あなたたちは 博士課程、修士課程の学生だったり、研究者だから、こんなの簡単でしょ。必須でしょ」と言う。

みーんな、黙って、狐につままれたような面持ちで顔をみあわしていたのを覚えている。

あれは何? サービス? からかわれていたの? 時間つぶし?

この先生、その後も何度か、単語や文法を知らずにオロオロしてチンプンカンプンの生徒たちに「あなたたちは 大学でてるんでしょ」と言ってたけど、どういつつもりだったのだろう。いまだに謎である。

繰り返します。ほとんどが 挨拶も怪しいレベルの語学初心者、数なんて100まで数えるのがやっとってとこだったんです。

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2012年11月7日水曜日

岸惠子さんの人種差別体験

女優の岸恵子さんのインタビュー記事が目をひいたのでご紹介。
彼女が結婚したころのフランスなら、差別はもっとあからさまだったかもしれないなぁ。プロペラ機で片道50時間、インターネットはおろか白黒テレビがやっとある時代、情報もほとんどなく東洋人はまだまだ少なく地球の裏側からやってきた未知の生物であったことだろう。

今ですらちょっと田舎にはいるとアジア人は珍しいようだし。
数年前、メジャー観光ルートから離れた村のお祭りにいったとき、隣にたっていた高校生くらいの子たちが「中国人がいる、中国人がいる」と固まったままヒソヒソささやきながら、横目でジロジロ私のことを見ていた。この件に限らず、自分がパンダになったような視線は 毎日ではないけど なきにしもあらずである。

ま、うちのパートナーも日本にきたとき「外人さん・・・」ヒソヒソ・・・と同じ経験をしているので、お互いさまかもしれない。この程度のことは差別とはいえなくて、不躾というだけなんだけどね。


岸恵子さんのインタビュー(足についての誤解)

詳しくは以下をクリック
http://www.asakyu.com/column/?id=1058
http://www.asakyu.com/column/

日本に住むかぎり、人種差別を体験することは少ないと思いますが、人格を否定されるようなその屈辱に、私はかなり傷つき、同時に、西欧の社会に深々と横たわっているらしい差別や宗教観を捉えてみたくなりました。
(中略)
私の混乱を見て夫がこう言いました。「見てしまった人は、見なかった前に戻ることはできない
TEXEL島の灯台

現在は、いちおう建前として「差別は駄目」という教育や人権団体の監視の目はあるけど、民族大移動の時代、異文化同士の接触も多くなり、差別はなくなるどころか、ますます、複雑化し、頻発している気がする。ヨーロッパに限らず、日本でもとぐろを巻いて存在することは、悲しいけど自明の理。

ヨーロッパでの移民問題のいったんは「コミュニケーションのない接触」なのである。接触は多くても、そこに共通言語がないのだ。かろうじて英語やオランダ語で会話をしていても、お互いの文化背景を知らない会話はどこまで通じ合っているのだろう。それに差別や偏見といっても、有色人種、ユダヤ人、イスラム教徒の問題・・と簡単にカテゴリー化できるほど単純なものでもない。

私は岸惠子さんのように、いきなり目覚めたわけではなく、澱のようにたまっていた「?」な体験が「あー、そういうことだったのか」と、以前にもまして形をとりはじめているといったところか。

そう、見てしまった人は見なかった前に戻ることはできないのだ・・・・。
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2012年11月4日日曜日

オランダの気球観光 

今年のシーズンは終わってしまったけど、機会があればぜひオランダで気球(Ballonvaart)に乗ってほしい。

 アフリカ、オーストラリア、トルコといったイメージのあるバルーン(熱気球)だけど、このところオランダではますます気球観光が盛んになりつつある。

 シーズンは気流の安定する3月ごろから10月半ばくらいまで。 会社にもよるけど相場は一人150ユーロくらい、この中には送迎費、保険代、シャンペン代も含まれ、思ったほどはお高くない。たまなら、少しはぜいたくしてみよう!円高の今がチャンス。

所要時間は、フライトは1時間半弱で、レクチャーやシャンパンの乾杯などで、トータル3時間強。

空から眺めるオランダの風景は絶景。のどかで、どこまでも広がる緑や川、それはそれは平和な心洗われる光景。陸にちかづいてくると農場の人や、庭でバーベキューしてる人たち、犬の散歩中の人が、手をふってくれたりして、ほほえましい。




「でも怖そう・・」ぜーんぜん!高いところが苦手な人も大丈夫。
私が選んだのは、Van Harten Ballonvaarten。
経営者ピーターのお父さんはもっとも初期のパイロットの一人で、ピーターも子供のころから気球に親しんでいたという熟練パイロット。他の人から着陸のときは、ゆれるかもと聞いていたけど、私たちの場合、とうもろこし畑の横30センチに、ドンピシャでつける腕前。全然ゆれることすらなかった。

ピーターは気球フェスティバルの主催者でもある。(機会があればこちらの写真もアップしたい。外国からも参加する気球はコミカルな豚さんや、風車の形など色とりどり。ライトアップされた気球は幻想的で、レーザーショーでドラマティックにしめくくられる。子供たち大興奮、きっと思い出に残るレジャー体験ができると思う)

  Van Harten Ballonvaarten (英語の案内もある)

日本人にオランダの気球の魅力をもっともっと知ってもらえたらいいなー。

BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩き」毎週月曜19時から
2012年11月05日(月)#58 「オランダ・ワーヘニンゲン~歴史・食・風景 多彩な表情を見せる街」で気球も紹介される(告知がおそくなってすんません)
http://www.bs4.jp/guide/document/e_machiaruki/
http://www.hollandflanders.jp/wp/news/?p=

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2012年11月2日金曜日

移民学校の収支決算

わーい、これで自由だ!

学校との契約が終わり、授業に行かなくてすむようになり、本当にせいせいしている。夏休みがあけてから、先生をはじめクラスメイトのメンバー構成も「あれ?」と思うほど顔ぶれがかわって、雰囲気ががらっと違ってしまった。試験に受かっていないクラスメイトたちはどこに消えてしまったのだろう。

それにしても、あまりにも無駄に時間拘束が長かったので「私の貴重な時間を返して」というのが正直な気持ちである。

来年からは補助金がカットされ、自己負担、自習なので、多くの人がすごく不安を抱えていると思うけど、変な学校に放り込まれるくらいなら、独学のほうがよっぽど効果があがるし、混乱もなく、時間やエネルギーの無駄がないと思うので「かえってよかったかもよ」と、今からの人にはエールをおくりたい。

それに情報が錯綜していた最初に比べると、比較にならないほど落ち着いてきているし、教材も洗練され、オンライン講座なども登場し、勉強の環境は整ってきている。だから、それほど心配することはないと思う。(と願う!)

補助金といえば不思議なのは、秋からずいぶん新顔メンバーが増えた。
全員補助金受領組。駆け込み組みなのか? 自治体によって方針が違うのか。なんといっても補助金でなりたっている学校を存続させるには生徒が必要だからかな?

いやーいいネタをたくさんありがとう、続編ありよ。

移民学校は語学学習の場としては、最低最悪だったが、社会勉強の場としてはこれほど、多くのことを学べた場はなかった。自分のせまい世界観に反省しきり、目を覚まされる毎日であった。

もともと異文化コミュニケーション、文化人類学、マルチカルチュラル・スタディーズ、民族移動とかにとっても興味があったので、知らないうちにフィールド調査をしてたようなもんだ。いや、ほんと、これがあったから続いたようなもんで。

つくづく思うのは書籍などで知りえる理解と、実際に起こっていることは、ギャップがあるなーということ。
                                        
今もたいがい辛口といわれるのだが、実態はまだまだこんなもんでは、ござんせん・・・オランダ人でさえタマゲル事件のオンパレードで、渦中にあったときはどうしても書けなかったこと、今なら笑い話としてかけるだろう。

めったにできない経験の数々、うもれさせてしまうには惜しいと思うので、これからチャプター2として、アップするので、おつきあい下ればうれしい。なるべくニュートラルな目線で書きたいが、力不足なときはご容赦を。

あくまでも一個人の体験談で、これが普遍性のあることなのかはまだまだ未知数。しかし今後も移民問題、異文化衝突、ますます注目をあびるようになることだけは確かである。オランダに限らず、フランスや、北欧、ドイツ、アメリカ、カナダ、オーストラリア・・・そのうち日本でだってどうなるかわかったもんではない。

ブログをやってよかったのは、頭と心が整理できること。

そして励ましメールをくださったり、ブログランキングや「いいよ」をクリックしてくださる方々に改めて感謝。こんなにたくさんあるブログの中から興味をもってくれてありがとう。

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