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2012年6月30日土曜日

離婚したくなる瞬間

海外で何かことが起こって守ってもらいたいときに、いちばん身近な人間が頼りにならないとき・・・ストレスは倍増する。

ときおりパートナーが遠い人間に感じることがある。
今日、こんなことがあった。

道端で甥っ子と立ち話をして、バイバイといった直後、元クラスメイトが自転車で通りかかった。大声で呼んだんだけど、彼女は気づかずに、ずんずん行ってしまった。

そこへ12ー15歳くらいの男の子たちの集団が通りかかった。8-10人くらいいただろうか・・・

私は知人のほうを見ていたので、後ろからきたチャリンコ集団に気づかなかった。彼らはよけるでもなく、道の脇に立っていた(正確には、半身広場、片足が道端であった)私を巻き込んでいった。とても危険な状態。

バカな中国人と罵声を浴びせられる

ガキンチョどもは、私に向かって

「このバカ、中国人の女、どけよー、問題起こすのは、いつも中国人だよなー、がはは(笑い声)、邪魔なんだよ。家に帰ってろ、がはは(笑い声)、中国人はバカ、中国人はバカ」

とかなんとか、大声でわめきながら、去っていった。
歩いていたオランダ人たちが、皆、私を振り返っていく。

中国人(アジア人)に対して、悪ガキがこうした言葉で、からかうのは、ちょくちょくあることである。オランダ語がわからなければ気づくこともないので、ときおり、言葉がわからないほうが幸せかなと思うことがある。

がっかりしたのは、うちのパートナー・・・・・さっさとその場を離れて、知らんふり。
何十メートルも離れたところに立っていて、悪がきに絡まれたと怒る私に「自分がぼさっとしているから悪い」

この後、大喧嘩になったのはいうまでもない。

オランダ人と一緒にいると(とりわけ成人男性)こうした形で絡まれることはないので、私が被害妄想で大げさな作り話をしているかのように言う。

自分のパートナーまでが敵にまわる瞬間だ。

救いは、このあと、出会った私たち共通のオランダ人カップルが私の気持ちを理解してくれたこと。状況を話したら、奥さん、いたく私の肩をもってくれ、旦那さんも「私は日本人よ。強持ての柔道有段者つれてきて、とっちめてやる」と言ってやれと言ってくれた。このオランダ人は実際、沖縄空手の有段者である。

で、夕刻、さっきの呼び止めようとした知人宅に寄ってみた。彼女は気づいたんだけど、団子になって、もめていたみたいだから直ちに立ち去ったそうだ。で、私たちの話を聞いていたオランダ人の旦那さんは、「なんじゃ、そりゃ!怒れ!このクソガキどもめって言ってやれ」と悪がきの態度にいたく腹をたてていた。

それにしてもパートナーである。
こうした小さなことが積もって不信感になるんだわ。
ギリシアで移民が襲撃され続けている

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