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2008年1月24日木曜日

オランダ語学授業開始まで待機1年


(アーネム、冬だけ開設される期間限定スケート場)

新移民として昨年秋からオランダ語の特訓を受けているんだけれども、ここのところ授業のスピードがぐんとあがり、毎回へとへと。全然ついていけてない気がする。

そもそもコースをはじめるにあたり、市役所や学校の担当者の言うことが毎回違って、大混乱。予定は立たないしでほとほと弱りました。
日本からきた人たちがブログでオランダ語授業のことをたくさん書いているので、それらを参考にさせてもらって、自分の場合を推測するしかないという、トホホな状態。

「時の運」というのにかなり左右され、どのタイミングでやってきたか(年度によってケロッと方針がかわったりするのです)、どの地方自治体に住んでいるかで、天国と地獄の差かも・・・

わたしの場合は、入国してから授業を受けることができるまで なんと1年も待たされちゃいました。通常は3ヶ月程度のはずなんだけど、ちょうど政府方針が変わったときにあたってしまったようなのです。

わけありで、ずっと日本とオランダを行ったりきたり状態だったから、やっと腰を落ち着けて オランダ語集中コースに取り組めると最初のうちは俄然やる気満々。でも いきなり出だしからつまづき。

予約をとってやっとこさ会ってもらった、市役所の担当者は笑顔で、「フェルドンク元大臣の新移民政策のおかげで、いつからでも お好きなときに テーラーメードの授業を無料で受けることができるようになったんです。無論 あなたにも適用されますよ」というので、喜び勇んで 語学学校に出向いたら、「社会保険番号がないと 授業は受けれません」とニベもない返事。

仕方なく市役所に電話したところ、担当者はお休み中。 「誰もその件についてはわかりません」といわれてしまってやむなく担当者がつかまるまで待機。10日ほどたってやっと事務所にでてきた担当者に電話で事情を話すと、「そんな込み入ったことは電話では話せないから、面談のアポイントをとってください」といわれ、渋々、予約をとって 市役所へまたまた出むくはめに。

笑顔全快の担当者「授業はどうですか」というので、「社会保険番号がないと受講資格がないそうです」と伝えると、「誰がそういいました?」
「ミスなんとかさんです・・・」「あーそれなら そうなんでしょ。彼女の言うことは信用できますから。じゃ、社会保険番号がくるまで待っていてください。僕はどうしてあげることもできません」「は・・・?」

その間、たったの5分です。わざわざ 足を運ばなくても電話ですむことじゃ?

官僚主義で有名なオランダで、誰もが一度や二度は通る道なのです。がまん、がまん・・・・

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